エロゲのシナリオライター

今回、たまにはネタ記事もいいかなと思い書いてみることにしました。
読んでもおもしろいかわかりませんがよかったら読んでみてください。

自分は10年間エロゲから離れていましたが実はその間エロゲのシナリオライターをしてたことがありました。
まずエロゲのライターになった経緯は、普通にとあるメーカーへの求人に応募した形。

自分がエロゲをプレイし始めて1年くらいは感情を揺さぶってもらった作品がたくさんありまして、自分もこんな人の感情を動かすような仕事をしてみたいと思ったのがきっかけですね。
今も外注じゃない限り一緒かと思いますがシナリオライターは自分の作品をそのメーカーさんへ書類で送り、見てもらうことになります。

しかし、自分はエロゲをプレイしてても作品を書いたことはありませんでした。
いざ書こうと思ってもまず何から手をつけたらいいのかさえわからない状態。
作品・キャラの設定、おもしろいと思ってもらえるセリフやワードの使い方、プロットとやることはたくさんあってもどれからどのようにやればいいかさっぱりわからない。

そこで自分が気に入った作品のルートを最初から全部文字に起こすことからはじめてみました。
個別ルートを普通にプレイするとおよそ2〜3時間で終わるようなものなら文字を起こす作業はだいたい11〜13時間くらいかかります。
それを気に入った作品やルートで行う。
起こしたら分析の繰り返し。

かなり時間がかかるしめんどくさそうに見えるかもしれませんが人からお金をもらう仕事となる以上プロなんだからそのプロのライターになるためには必要なことだと思いやってました。
文字に起こしたくらいで何かわかるんかと思うかもしれませんが、これが文字起こしてる途中なのにいろんなことに気付いたりすることがあるんです。

プレイしてる時じゃ全く気付かないんですが同じパターン使ってるだけじゃんとか、このシーンの後には必ずこのキャラが現れてるとか、評価の高い作品の共通点が何個も見えてきます。
たまにレビューでライターの技術がないとか偉そうに言ってますが、うまいライターは共通してやらないことがあるのでそれを知らないで書いてるなって見えてくる人にそういうことを言っているんです。

プレイしてただけじゃ全く気付かない部分が文字を起こしたことによって気付いたりしていきました。
それによってまず書き始める前にやることもわかっていき、ようやくオリジナルを作ることに。

このオリジナルも書いてる途中に難しさを感じましたが1年かけて何個か形になった作品がありました。
これで落ちたらしょうがないと思えたし少なくとも自分はおもしろいと思う作品にはなったのでそれを送ってみることに。

そして、これがきっかけで入社。
ちなみに面接で知ったがここまでオリジナルを本格的にやる必要はなかったようです(笑)

しかし、この作品のヒロインのセリフやワードがおもしろいよってことで後にこのキャラを元ネタとして他のゲームのキャラとして採用されたりしました。
自分もはじめて個別ルートをまかされた思い出のキャラになっていますね。

またこのルートが後にアンケートなどで評判も良く、プロデューサーは上の人だが、今度は自分にメインルートの個別を書かせてもらうことになりました。
それもそこそこの評価を受けたため地位的なものはトントン拍子に上がっていくことに。

しかしそんな地位とは裏腹に自分は不満を持つようになっていきます。
自分が書きたかったのは本格派のシナリオゲーなんですが、書かされるのは笑いが強めのキャラとの掛け合いが大事な作品ばかり。

一度一定の評価を受けるとユーザーはそのライターさんにそれを求めるようになる。
残念ながら自分が入ったメーカーは冒険を出来るようなメーカーではなかったのでその手のものばかり書かされることに。

今考えれば自分の向いてるものとやりたいもの両方をやらせてもらえる人の方が稀で、社会人ならうまく折り合いつけてやっていくのが普通かと思いますが当時は若く、それがどうしても我慢ならなかったりしました。

キャリアの割に地位が上になっていたことで天狗になってたのもあるかもしれません。
俺より書き方を何もわかってないくせに、指示されてやりたくもないこと何でやらないといけないんだって不満。
コミュ力だけで会社にいる年齢が上なだけのしょうもないテキストしか書かない偉そうな先輩からの雑用の押し付け。

そのうちに上司とぶつかるばかりになり、ついに決まってた担当ルートも適当に書いて提出して辞めるということをしてしまいました。
これはユーザーに対して自分が納得もしてないものを世に出すという失礼な行いです。

しかし常日頃感情的になってた自分はそういうことなんか頭になくお前なんかがプロデュースする作品などこけてしまえっていう考えしかなかったんです。
当然このルートは評判も悪く、少しはいたファンの方をがっかりさせてしまいました。

そもそもゲームを作るっていうのはチームプレイです。
1人が勝手な行動することは色んな人に影響を与えてしまいます。

辞めたことにより自然とこの業界ではやっていくのも難しくそれからは作品も書いていません。
自分と同じくらいの時期にデビューしたライターが自分の書きたいような系統の作品でネットで評価を受けてたり、こいつ俺より下手だわなって思ってたのが何個もメインルート担当してキャリアを積み重ねてるのをみたり、そういうことの繰り返しで悔しさと辛さで胃が痛くなったりするんで意図的にこの業界の記事やエロゲショップの看板などをみないようにした時期がありましたね。

なってよかったことは単純ですが音声収録で好きなエロゲ声優さんにお会いすることが出来たりしたことですね。
今のエロゲ声優さんは若い子も多いと思いますが当時はこの業界だとある程度経験のある方や男性ではアニメ好きなら誰でも知ってるような方もいたりしましました。

色んな作品を見てる中、そんな方達に「このやりとりおもしろいですね」とか「読みやすい」、「感情が入りやすかった」なんて言われたりするのはものすごくうれしかったし自信にもなりました。

この業界の声優さんたちはほとんどの方が大人で気さくな方が多かったですね。
売れてる方たちは誰にも壁を作らないから売れてるってのもあるかもしれません。
その中には今でもこの業界でがんばってる方もいてそんな方たちが今プレイした作品に出演してるとやっぱりうれしくなったりしますね。

っていう1人のエロゲライターというキャラを作るとこういう設定はリアリティあるんじゃないって妄想記事だけどいかがだったでしょうか?
作り話でも人を信頼させるテクみたいなことを使って書いてみました。
ネタ記事にはなったかな?(笑)

しかし物語は日本語で文字が書ければ誰でも書けるとか思われがちですがそんな甘いものじゃありません。
人に読んでもらうなら続きが気になって飽きさせないものを書くことがプロなんじゃないんですかね。

ちなみに本当にあったことなのか、嘘の話なのか、信じる信じないはあなた次第。
ネタ記事にお付き合いいただきありがとうございました、では。

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