手垢塗れの復讐 レビュー

タイトル 手垢塗れの復讐
メーカー あかべぇそふとすりぃ
発売日 2018/10/26
総プレイ時間 4~8時間
シナリオ 85
音楽 82
グラフィック 90
総評 85

選択肢はなく1本道のストーリーとなっています。

手垢シリーズ恒例のヒロインたちの裏の声が聞ける副音声システムは今作もあり、実質これが目玉というものになっています。

今作からかはわかりませんが一応1周目から副音声を聞くことが出来ます。
しかしストーリーに集中しにくいと思うので1周目は普通にプレイし2周目で副音声を聞きながらプレイするのをオススメします。

プレイ時間は1周目が2時間〜4時間、2周目が1時間半〜2時間半となっています。

全体的な感想はテンポも良く、サクサク進んでおもしろかったです。
基本的に各パートエロシーンのためのものですが、ストーリーにも意味を待たせるものにしてるので飽きずにプレイ出来ました。

また射精カウントと副音声に対応したヒロインの表情の変化など前作にあったシステムに加え、陰毛のON/OFF機能、立ち絵の衣装がスケて見える機能などマニアックな方面もがんばっており、色んな性癖に対応しようとしてるのが伝わってきます。
ロープラの作品としてはかなりがんばっているかと。

シーン数は19。
メインヒロインの美麗が約半分くらいで残りがサブヒロインのシーンとなっており意外と偏りがない感じ。
プレイ内容は過激なものはなくいたって普通かと。


主人公や男性キャラ含めフルボイスで、シーンに入ると男性キャラのボイスは消えるようになっています。
BGMは今回そこそこ印象に残るものがあり、いつものあかべぇ作品より出来は良かったんじゃないかと思います。


前作の「手垢塗れの堕天使」では輪郭が卵型にみえちょっと違和感があったが今作はそれも消え、かわいらしくなったかと思います。
立ち絵、CG共に安定しており特に問題ないかと。


高いレベルの便利屋。
どっちも欲張りすぎると器用貧乏になり、どっちの印象にも残らないなんてことがありますが、この作品はどちらの期待にも答えるものになっているかと。
欲を言えばミドルプライスかフルプライスでしっかりやるとシナリオゲーとしてより良くなったかなとも思った。
この辺はネタバレ感想で詳しく。
しかしシナリオにエロをうまく絡ませてあり、ムダを削ぎ落とした仕上がりはさすがかと。
新しいことに今作も挑戦しており相変わらずの姿勢もよかったです。

手垢シリーズは今作で終わりらしいがこの副音声システムはおもしろいので何かしらの形で残してほしいですね。

・手垢塗れの堕天使のレビューはこちら

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↓(以下ネタバレ感想)↓


今作はダーティーヒーローに近い感じで魅力的な主人公でしたね。
デスノートの夜神月もそうだが黒い部分がある主人公に知的要素が出ると魅力的な主人公にうつったりする。

ストーリーは流れはよかったけどオチが駆け足すぎて非常にもったいなかったなーと。
時間足りなかったんかな?
副音声聞いてない1周目はあまりにも唐突すぎるオチに感じたわ。

鵜飼がゲスになっていった過程と美麗が鵜飼を信じれなくなっていく過程がみれるとよりよかったのかもね。
鵜飼はなぜああも簡単に人をコマとして見れるか、人を陥れることを楽しめるのか。
そうなっていった過程が同情的なものだったら美麗も復讐心に揺らぎを起こして泣けるタイプのゲームにも出来たかも。

「手垢塗れの復讐」って書いちゃってるからプレイ中にオチが予想できてしまうから余計に見せ方も大事なのかな。
あるいはタイトルはもっと別のものにするか。
手垢シリーズだからしっぺ返しあるってわかるだろうけど、もしこれが手垢シリーズはじめてで知らない人ならオチが斜め上いってておもしろいって思うかもしれないし。

あと関係ないけど最初のエロシーンの子、見た目いいね。
もうちょっとエロシーン欲しかった。

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