枯れない世界と終わる花 レビュー

タイトル 枯れない世界と終わる花
メーカー SWEET&TEA
発売日 2016/11/25
総プレイ時間 8~11時間
シナリオ 80
音楽 74
グラフィック 94
総評 80

攻略対象ヒロインは4人で、ルート途中にエロが1シーンとEDムービー後に10分程度のエピローグの個別という形になってます。
エピローグもエロのためにあるようなものなので1本道のゲームと思ってもらっていいかと。
プレイ時間は初回が6時間くらいで2人目以降30分〜1時間程度になります。

全体的な感想は会話中心で進んで行き、ムダな心理描写がなくテンポもいいのでストレスがなく、プレイしてて疲れないのはよかった。
テキストをほぼすっ飛ばさないでプレイ出来ました。
内容の方は、要所で泣ける場面はあるんですがあと一歩といった印象を受けたかな。
詳しくはネタバレ感想で書くがいろんなフリが弱いせいで肝心な場面が生きてこなかったのかなと。
細かく書く時間がなかったのかわからないが終盤はだいぶ駆け足に進んでいったのでそこがもったいなかった。


ボイスは違和感もなく問題ないかと。
BGMも突き抜けていいものはないが場面に合うものは揃っています。
しかし本当に可もなく不可もなくといった印象しかなかったんで書くことがない(笑)
お気に入りは「追想」、「火葬」


背景がとても綺麗だなと。
キャラとかよりそっちに感心したかな。
花びらの演出とかもそうだしこの辺はかなりがんばってるなと思えました。
CGになっても安定してるしほぼ文句のない出来。


時間が足りなかった作品。
ネタバレ感想で詳しく書くが終盤の大事な所を丁寧に仕上げていれば良作以上になった可能性があったかと。
説明が難しいんだがなんというか物語とテンポの回転が合ってないって感じ。
チャリ乗ってる時、下り坂なのでスピードMAXなのにペダル回しても空回ってこれ以上速さが出ないみたいな…余計わかりにくくなってるか?(笑)
ただテキストの読みやすさは素晴らしいので出るようなら今後の作品にも期待したいと思います。

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↓(以下ネタバレ感想)↓


ゆきうたと車輪の国をブレンドして水で薄めたみたいな印象だったかな。
日本に近い独特の世界に1人1人の問題を解決していく展開と木に祈る奇跡の代償ってのね。
個人的にどっちもかなり好きなゲームなので合わせたならそれを超えてくれないと評価は下がっちゃうよね。
オチでご都合の域を出てないのも含めて。

登場人物と花になる人たちのやりとりをもう少し深くみせてくれるとよかったのかな。
ユキナの羽を消すくだりのみ母親の方のショウとのやりとりもそこそこみせてもらえてるのでよかったがあそこがこのゲームのピークだった。
個人的にはこの世界がなぜ出来たのか、なぜ人間の命をほしがる世界なのかも気になって少し集中出来なかったかな。
花になる基準もよくわからないしね。
花になる時に「死神!」とか「まだ生きたい」って言ってるような人がまあまあいたらしいし果たして花になった世界のみんながこの世界の終わりを望んだかどうか。
あれだけ植えられてる花を背景でみせられてるんで「お前らも道づれじゃ」って思うのがたくさんいても不思議ではない。
登場人物たちと関わりがあってこの世界の終わりを望んでる人たちだけの意思だけをみせられても花になった人たち全員の意思とみせるには弱いかと。
この辺をレンの個別として詳しくやればまた評価は変わったのかもしれない。

あとショウと母親の関係も中途半端にミスリード狙ってるからもったいなかった。
考えるの難しいだろうがアキトをどうにかして最後まで母親のショウを主人公と思わせてハサミ男的な展開にしてほしかったかな。

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